同じ場所を何度も撮っている。
季節が違うとまた気分もまたアレで・・・。
「とりあえず」という感じで撮ってみる。
2025/06/30
昨日は展覧会の搬出で奈良市まで出かけた。
プロジェクターレンズの試写を兼ねて、また奈良公園に寄る。
シャボン玉ボケを楽しみながら徘徊していると、真夏のような暑さで汗だくになった。
2025/06/30
昨日、MINOLTA MC ROKKOR -PF 1:1,7 f=50mmのジャンクを1100円で購入した。
レンズが黴びて酷いことになっていたので、加工の素材として心置きなく使うことにができる。
キャノンのスライド プロジェクター レンズをこの銅鏡に取り付けることに成功。
実は以前にも同じレンズを加工したのだが、削りすぎてオーバーインフになりすぎて、その失敗を気にしていたので今回の再製作に至ったのだ。
土台となったロッコールの絞り機能の活用で、被写界深度の調節もできる。
試写したら、いい感じの描写をする。
プロジェクターレンズ・・・侮れない。
2025/06/29
いつか時間があるときに、カメラに取り付ける工作をしようと思っていたが、今日それを実行した。
凸レンズ1枚だけなのに予想以上に写る。
制作しながらミロスラフ・テッシーの手作りカメラを思い出した。
KRK 理科學製品
教材用、光學レンズ
寫眞機
東京 京都 大阪
理科學研究所
2025/06/26
円には「中心」がある。
矩形には「辺」がある。
辺は平行なので、辺と辺の中央部分を意識しながら撮る。
2025/06/25
中央で分解してみた。
↓
折れた枯れ枝が転がっていた。
矩形を意識してわざとらしい写真を撮ってみる。
2025/06/25
円を特徴づけるものとして中心・直径(半径)、そして円周の存在がある。
円い写真を撮るときはこのどれか、あるいはそのすべてを意識する。
この二例は、風景がが円周に働きかける決定的瞬間を写そうと試みたものだ。
けっていてき‐しゅんかん【決定的瞬間】
〘 名詞 〙
物事がそうなるとほとんど決まり、動かしがたくなった、最後の一瞬。
また、ある物事の本質があらわれる一瞬。
2025/06/22
昨日は、自分も出品しているギャラリー勇斎の展覧会に行ってきた。
猿沢池の近くで、暑さのためか座り込んでいる鹿を撮った。
手前の松ぼっくりと遠くの松ぼっくりがいい感じだった。
鹿の角は松の幹に接しているわけではなく、接して見えるような位置にカメラを移動して写した。
角と幹の接点、松ぼっくりの位置関係・・・これが撮りたかったものです。
2025/06/22
意味するものと.されるものが一致する・・・どこかで聞いた言葉。
2025/06/20
枚方公園 駅の踏み切りに掲げられていた看板。
右上の黄色い物体は何なのかがわからなかった。
どうも警報器のようだ。
矩形に無理やりおさめようとすると、このように曲げる必要があったのだろう。
目が笑っている。
警報音は怖い顔をしている。
「あぶない」
デフォルメというかシュールというか・・・。
警報器が鳴って危険を知らせる図。
小学生が描いたのか、駅員が描いたのか・・・。
味わい深い。
手のひらは5本指だが親指感がない。
塗料が風化して、いい感じだ。
後ろ姿の少年はランドセルを背負っている。
2025/06/20
外壁面が交差している。
2025/06/19
壁の痕跡を見る癖がついてしまった。
いうまでもなくトマソンの後遺症である。
今日は、トマソンの重層化を発見した。
見ごたえがある。
素晴らしい。
2025/06/18
奈良市を徘徊していてトマソンを見つけた。
久しぶりに味わい深い痕跡だ。
いつまでも眺めていたい。
これが絵画に似てるのか。
絵画がこれには似てるのか。
2025/06/15
手持ちのレンズを整理している。
古い蛇腹カメラのレンズをとり出して、その写りにのめり込んだことがある。
整理しながらそれらの写りをを再度見直している。
数々の収差が目立つレンズだが、欠点が魅力に感じられるものも多いな。
2025/06/13
現代は直線の集合で建物ができていることが多い。
だから、微妙にそれを外す建造物に惹かれる。
意図したわけではないがそうなってしまった・・・という自然と時間のせめぎ合いが形になって残っている。
2025/06/13
スライドプロジェクターのレンズ(CABIN 1:2.5 f=75mm)を加工し、デジカメに取り付けることができるようにした。
Minolta・Canonに続き三本目のプロジェクターレンズだ。
試し撮りしてみたら、このレンズも玉ボケする。
面白くなって、派手に出る場所を選んで撮ってみる。
ささいなことが楽しい。
写真としてどうこうというようなものではなく、素直に遊べる。
2025/06/12
スライドプロジェクターのレンズを撮影レンズとして使うと味わい深いことを知ってから、違うメーカーのものを試したくなった。
「COLOR CABIN プロジェクター」というのが送料込みで1000円で出ていたので購入した。
キャビンという会社はスライドプロジェクターをいくつか作っていたので知っている。
しかし、最近はスライドプロジェクターを使う機会も減って需要がなくなったせいだろう。
可動品が送料込みで1000円とはかわいそうな気になる。
ずいぶんコンパクトな大きさでずしり重く、モノとしての魅力も備えている。
なんとか活かしたい。
近日中にこのレンズをカメラ用に改造しようと思っている。
既に持っているのにまた欲しくなる・・・。
ウルグアイの世界一貧しい大統領だったホセ・ムヒカ氏は「貧乏な人とは物を持っていない人ではなく、物がいくらあっても満足しない人だ」といっている。
その言葉にに痛く同感するだけに恥ずかしい・・・。
2025/06/12
なるほど、そう読むか・・・。
昨今のキラキラネームみたいだ。
でも、残りの人生で使うことがあるかな・・・。
そうそう「残りの人生で使うことがあるかな」というモノは身の回りにも結構ある。
あったら安心するので置いてはいるが、じっくり考えてみたら「もしかしたらもう使うことがないかも」というようなもの。
2025/06/11
Micro-NIKKOR 55mm 1:2.8のヘリコイドが固まってとても硬い。ヘリコイドグリスの固着のせいだ。
それで、自分で修理することにした。
YouTubeを参考にして始めたが、なかなか手ごわい。
一時はもうダメかと放棄したが、今日その続きをやって上手くいった。
嬉しい。
スムーズにピントリングが動く。
分解ごとに写真をキチンと撮って記録しておくことが大事だと勉強になった。
修理は新たな「沼」だな。
修理沼・・・。
2025/06/10
暗室で写真の引き伸ばしをする人が激減したせいだろう。
引き伸ばし機のレンズが安く出回っている。
ジャンクコーナーで「E-Lucky Anastigmat 1:4.5 f=75mm」を見つけてチェックしたらレンズがきれいで、なんといっても金属性のずっしりとした重さがオタク心を捉えた。
写りは全く期待していないが、550円(税込み)という値札を見たら放っておけなかった。
早速デジタルカメラに付けれるように工作をした。
試写してみたが、思っていたような彩度やコントラストの悪さである。
Photoshopでちょっといじると何とか見ることができる写真になった。
引き伸ばし用レンズだけに、直線の歪みが非常によく補正されている。
2025/06/08
「構造用接着剤」という接着剤の存在を初めて知った。
言葉を知ったという方が正しいかもしれない。
商品名ではないので、既に使っていた可能性もある。
溶接よりも強いということで、自動車業界ではこの「構造上接着剤」を各所に用いるという。
知らなかった。
そこでネット検索をしてみた。
ということはいつも使っているエポキシ接着剤などもそれにあたるのかな。
それにしても、溶接よりも強いとは信じられない。
他にどんな商品があるのだろう。
2025/06/08
言葉は生きているので、あんなに使われていたのに「死語」に分類されていくものもある。
新しい言葉やその使い方も生まれ、定着したら広辞苑に収録されたりもするのですね。
最近「・・・となります」という言い方が定着してきたように思う。
ラーメン頼んだら「味噌ラーメンになります」といって店員が運んでくるが如し。
その場でアンタ味噌ラーメンになるのかい!と思う71歳7ヶ月の老人が私。
2025/06/06
建物の輪郭を極力邪魔しないように枝葉を伸ばしている樹木風景。
2025/06/05
展覧会拝見と奈良公園徘徊に行ってきた。
絵画の「最後のひと筆」について考えた。
最後に一筆描いた・・・その痕跡を明確に残せる絵画についてである。
2025/06/04
真新しい階段。
妙に平面的に見える。
2025/06/04
小学校の壁面に描かれた絵を円い写真に撮ったことがある。
東京の恵比寿にある長谷戸小学校の道路に面した壁画だ。
先日、再度そこを訪れた。
以前ここを撮ったときには、その絵の魅力に惹かれて撮影に没頭してしまったが、今回はその周辺を観察することができた。
絵が小学生のものとは見えず、恐らく子供の絵のように描いたプロの仕業ではないかと思っていたのだが、壁面には「創立九十周年 渋谷区立長谷戸小学校 五年生・四年生 平成十四年十一月十六日」と記載があり、当時の児童が描いた作品だとわかった。
もちろん指導にあたった先生の力があるのだろうが、絵の手順が見事だ。
今から22年前に描かれた。
壁面には水抜きの穴が規則正しく開いていて、その穴を意識してかしないでか絵の中に活きている。
バスケットボールで遊ぶ女の子が円い形の中に描かれている。
この絵の中にはいくつかの円形を見つけることができる。
その中にコンクリートに開いた穴がある。
この円の繰り返しが見逃せない。
アザラシの絵もあった。
大きな目と壁の穴。
なんということはない絵だが、絵のでき上がり方が素晴らしい。
全体の絵に共通することは輪郭線が無いことだ。
色面と色面、あるいはそのスキマが輪郭線を作っている。
つまり、面を塗っていくことで線を表現していることだ。
ちなみに長谷戸小学校は、童謡「夕焼け小焼け」の作曲者 草川信が東京音楽学校を卒業し最初に赴任した小学校だという。
草川の主な作曲作品に《夕焼小焼》(中村雨紅)《揺籠のうた》(北原白秋)《どこかで春が》(百田宗治)《汽車ポッポ》(富原薫)《みどりのそよ風》(清水かつら)などがある。
2025/06/03