円形写真を4つに分割してみる。

分解すると次のようなパーツに別れる。

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2024/09/16


丸い写真を撮るときは「中心」が気になる。

中心を押さえたら、どのような風景も円形の中に収めることができるように思う。

 

円の中心に「現在地」を撮った。

そこに居た記録。

看板を見つけたら撮ってしまう。

 

2024/09/15


この夏、日中に撮影に出て 危うく熱中症で倒れそうになった。

怖くなって、しばらく外に出られなかったので、わずかに気温が下がると外出したくなる。

カメラを持って歩いたら時々の風景に出会う。

「作品制作」と言うが、僕の場合は風景と出会うことだ。

「出会い」だなんて、まるで李禹煥じゃないか・・・

 

2024/09/11


Double(第一集目の版下)
Double(第一集目の版下)

ものをふたつ並べて、相似形や対(つい)にする、そういう手法を好んでやってきた。

以前作った「Double」と題する三つ折りの簡単な印刷物もそうだ。

畳んだ印刷物を広げていくと、2枚づつの写真が眺められる仕組みになっている。

その写真集を2集作ってから数年経つ。

    

来春、奈良で個展をするが、この展覧会は円形写真を一列に並べようと思っていて、同時にA1サイズの折り畳み式写真集を作る予定だ。

シンプルにたたむ体裁にしたいが、そうするとどうしても折り畳んだ一ページに写真6枚という構成になりそうただ。

円形を6枚並べると、それぞれの写真が干渉しあう。

その干渉を上手く活かすやり方を見つけようとしていて、ちょっとしたパズルの気分だ

 

2024/09/10 


NEW TORK CITY 1966
NEW TORK CITY 1966

リー・フリドランダーのセルフポートレート写真集を持っている。

自分の影を配した写真を多く集めていて、一時興味深く眺めたことがある。

 

中での秀作はこの写真だと思う。

前を歩く女性の後ろ姿に自分の影が映っている。

汗や血や息づかいや・・・そういうものが写真に感じられる。

 

まねをして自分の影を撮って遊ぶことがあるが、いつも体温のない写真にしようとする。

おそらく肉体や、その「水分」を撮る気がしないのだ。

実は人間に興味がないのかもしれない。

 

2024/09/09


新聞紙を売っている。

「新聞」ではなくて、文字が印刷されていない「無地新聞紙」

見慣れた新聞サイズに畳んである。

価格は2695円。

高いのか・・・安いのか・・・。

 

小学校の大掃除で、新聞紙を水で濡らしガラスを拭いた。

汚れがよく落ちて洗剤要らずだった。

印刷インクの油分が汚れ落としに効果があるのだ。

 

最近はノミやカンナの刃を研ぐ。

庖丁も研ぐ。

研いだ刃物は新聞紙で包んでおくと錆びない。

これも印刷インクの油分が働いている。

 

で、油分の無い新聞用紙。

読むべき情報も油分もないものが、僕をなぜか誘惑する。

 

2024/09/04

と、書いてほかを見たら、この価格で古新聞が売られていた。

ペットボトルの水が発売されたときの感覚に似ている。

時代というかなんというか、世の中アッと驚くタメゴローだな。

 

2024/09/04


円形じゃないとだめだという写真を撮りたい。。

「丸く切り取った」というのではなく、最初から円い映像が撮りたい

 

2024/09/01