昨日は思いがけなく雲一つ無い青空で、外を歩くのが気持ちよかった。
少し遠くを徘徊していてこんな建物を見つけた。
写真を撮りながら、いつも水平・垂直の感覚を確認している。
そんなこともあり、この家が眼にとまったのだ。
というのも微妙に水平軸をずらしながら建っている。
そのさじ加減というかそういう形が愛らしい。
構造的には心配だが、視覚的には心地よい。
おもしろいな。
2026/05/31
蟻巣を見つけた。
小さな穴が空いていて、周りに砂粒(蟻の身体からしたら相当大きな)が盛り上がっている。
観察していたら蟻達が小さな粒を咥えてはい上がり、ちょうど良い位置に運んで巣穴に戻っていった。
凄い仕事量だ。
地下の様子が見たくなる。
KONISHIROKU HEXANON 1:1.9 f=47mmというレンズをちょっと触って、一部分革張りした。
それを持って徘徊し、この巣穴を見つけた。
春は小鳥達も活発にさえずり、つがいが仲良く飛んでいる。
みんな春を一所懸命に過ごしている。
老人は、カメラを持って徘徊する。
春は短い。
過酷な陽射しが今日も射す。
2026/05/26
Carl Zeiss Jena Tessar 1:4.5 f=7.5cmは、1933年(昭和8年)にドイツで製造された。
久しぶりにこのレンズで試写してみた。
Zeiss Ikon Ikonta 520などの蛇腹カメラに搭載されていたもので、1メートル程度までしか近接撮影ができない。
しかし、ヘリコイドをつけた改造で20センチくらいまで近寄れるようにすると、画像が極度に軟焦点になる。
普通の使い方をするならシャープなレンズだが、改造で像が乱れるのである。
つまり2つの描写力を持つレンズになるということだ。
設計者が責任を持てない距離領域の表現が生まれるということだろう。
それは「ベス単フード外し」に似た遊びでもある。
2026/05/20
アルメリアという名前だそうだ。
今日知った。
この季節になるとこのアングルで写真を撮る。
レンズの試写のためで特に意図があるわけではない。
でも、好きな花であることには違いない。
Waltar Anastigmat 1:4.5 f=7.5cmというレンズは、1930年代にドイツのウェルタ・カメラヴェルケ(Welta-Kamera-Werke)社で製造された中判(セミ判)蛇腹カメラ「ウェルタ・ペルレ(Welta Perle)」に付いていた。
90数年前にこの世に生まれたレンズ。
年代を感じさせない写りをする。
2026/05/19
かなり以前になるがArgus C3を使っていた。
訳あって手放してしまったが、先日ジャンク品のアーガスを見つけ格安で購入した。
そう、レンズを取り出すためである。
アメリカのカメラだ。
直線的で、その形から「レンガ」と呼ばれたそうだ。
1939年から1966年頃まで作られた。
ロングセラーモデル。
止めネジも大きく、分解したら非常にシンプルな作りだった。
アメリカらしい・・・と言っていいのかどうかは知らないが大味な作りだ。
LensbabyのNikon用レンズリアキャップを用いて無限遠を合わせた。
レンズキャップの形から「カヌレ」を思い起こす。
「レンガ」が「カヌレ」になった。
2026/05/14
CONTAFLEXのレンズ(Carl Teiss Tessar 1:2.8 f=50mm)を取り出した。
落ちると思っていたカビが かなり深く浸透していて意気消沈する。
みくびっていた・・・。
絞り羽根の開閉構造が特殊でこれも手に負えず、結局絞りを撤去してしまった。
そのかわり、他社レンズの絞り部分を無理やり取付けて絞り機能が使えるようにし、取りあえず撮影可能な状態
にしたのだが、試写してみて やはり・・・という結果だ。
前玉の傷も多くて、どの写真もモやがかかる。
レンズの上層部が取り外しできて、レンズの一部交換ができたり、本体のシャッター幕が一枚の板だったり・・・と、特殊な構造が興味深い。
リングボケも楽しめて面白いレンズだ(だった)が惜しい。
工学系の損傷はどうにも直しようがない。
2026/05/13
レンズの試し撮りをしている。
駄レンズだと思っていた一本が、天候や時間・被写体によって優れた描写をすることがわかったりする。
二枚の写真をあげたが、Agfa Silette Rapid FのレンズAGFA COLOR-AGNAR 1:2.8/45で撮ったものだ。
改造レンズで、実は中玉に傷があり痛々しい代物なのだけれど・・・。
去年の秋に稲穂を撮ったものが独特の写りで気に入っている。
この写真から相当なクセ玉だと思っていた。
こんな写真がまた撮れないかと今日は同じレンズを持ち出したが、なんとすべてが素直に写っている。
改造によってずいぶん近くまで寄れるようになったので、野イチゴを接写した。
機嫌を損ねないようにつきあってもらうと、意外な力を発揮する不思議なレンズだ。
2026/05/09
1950年代のレンジファインダーカメラは、どれもが個性的で魅力がある。
理研光学から発売されていたRicoletもその一つで、頑丈そうなパイプがレンズを支えている。
分解してわかったのだが、この二本のパイプは、シャッターチャージとシャッターボタンを連動させるレバーを隠すものだった。
デジカメに取付けると、このパイプ部分は無用の部品になるが、まあこれはこれで武骨さが良い味を出している。
写りも年代を感じさせないクリアさがある。
改造によって20センチまで近接撮影ができるようにもなった。
ジャンク品でもう使用されることがないカメラではあったが、こうやって移植すると罪悪感に似たものが残る。
博物館資料的な貴重なものを壊すことに対する畏れのようなものである。
2026/05/07
ミノムシについてだんだん理解できてきた。
彼らには幼虫の時には口があり、樹木の葉っぱを食べる。
今朝、サルスベリの葉を蝕む一匹を見つけた。
成虫になると口が退化し、オスは蛾になって飛び立ち、メスは蛾にはならずミノの中で産卵し一生を終える。
ということだ。
成虫になった彼らは、何も食べることができず繁殖行為だけを行って死ぬ。
ということだ。
2026/05/07
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時間をおいて観察に出かけたら、姿が見えない。
あらゆる箇所を探したが、消えていた。
鳥に食べられたのだろうか・・・。
天敵がいっぱいや。
自然界は厳しいな。
久々にミノムシを見つけた。
冬の寒々とした枝にぶら下がるミノムシのイメージがあるので、この光景がちょっと新鮮だった。
ミノムシはオオミノガの幼虫だ。
オスはミノからでて飛び回るが、餌を食べずに短期間で死ぬ。
メスは一生をミノのなかで過ごす。
足や翅が退化した芋虫のような姿で、目や口もなく産卵のためだけに特化した姿だという。
匂いでミノの中でオスを呼ぶ。
と、AIが教えてくれた。
そうなんや・・・オスもメスもその一生がシンプルすぎて恐ろしいな・・・。
口がない・・・とは、何も食べずに大きくなるのだろうか・・・。
そのミノムシが絶滅危惧種化しているらしいことを知った。
なんでも外国からやってきたオオミノヤドカリバエ(1990年代後半〜)がミノムシの幼虫の体内に寄生しそれを食べてしまうようだ。
そんなわけで全国でミノムシが激減しているという。
しかし、この天敵オミノヤドカリバエに寄生するキアシブトコトバチやオオミノガヤドリバエなどが現れ、今は微妙なせめぎ合い関係が続いているそうだ。
知らなかった。
ミノムシは生き残れるか・・・。
昆虫界も大変だ。
2026/05/05
バナナの皮で滑って転ぶ。
そういうネタが幼い頃の漫画でよくあった。
当時はそういうものを自由に道端に捨てることができたということなのだろう。
気をつけないと、バナナの皮で滑って転ぶよ。
で、時は流れてゴミが減った。
ゴミ箱すらないし、むき出しのゴミもない。
外国から訪れた人たちが驚く日本の風景。
こんな掲示物を見つけた。
「えっ!」と思った。
バナナの皮で滑って転びそうになっている。
もしかしたら外国人をターゲットにしたポスターなのかもしれない。
そうでないと近ごろの日本の若者は、突然のバナナの出現を不思議に思うのではなかろうか。
外国でもバナナの皮で困った時代があるのだろうか・・・。
2026/05/04
Lucky Tinyと言うフィルムプロジェクターのレンズを取り出した。
Lucky Projector f=2.5 75mmという名前だ。
ジャンク品の Auto-Takumar 1:1.8/55mm の銅鏡に埋め込んで絞りが使えるようにした。
もともとプロジェクターレンズには絞りが無いが、こうやって付けてみると使い勝手がよくなる。
写真は徘徊コースの風景だ。
新芽を出した樹木がモクモクと立体感を現している。
2026/05/03
((SONY NEX-7/Lucky Projector f=2.5 75mm)
セイタカアワダチソウの新芽だと思う。
多年草で個体として何年も生存する植物だ。
枯れたと思っていたら実は生きていて、春になると同じ株から新たな芽を出し成長する。
写真は近所で見つけたこの植物だ。
相似形が興味深い。
この調子で来年は三本になるのだろうか。
しかし、三本の様子はまだ見たことがない。
2026/05/01